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水素水の歴史 [水素水の歴史]

p178.jpg水素水の歴史は古く、今から200年以上も前に遡ります。イギリスのニコルソンとカーライルによって、電解還元水の原理が、発見されました。しかし、実際の電解還元水が、作られることは、無かった様です。この頃は、今の水素水や電解還元水という呼び方は、ありませんでした。

電解還元水が、世に出てきたのは、1958年(昭和33年)の日本だった様です。諏訪方季(すわ みちすえ)という方が、「シンノオル液製造器」を発明し、水を電気分解できるようになりました。このシンノオル液が、今で言う、電解還元水(水素水)だったのです。

この当時は、電解還元水に活性水素や水素が、含まれていることは、全く、知られていませんでした。ただ、電解還元水を飲むと「体調が良くなり、元気になった」という、評判が、口コミで広がり、マスコミにも取り上げられ、厚生省による「薬発第763号」通達が発表され、「電解陰極水には、整腸効果が認められる。」という薬のような効果が、認められました。

しかし、その後、電解還元水の効果を医学的、科学的に研究されることはなく、評判だけが静かに口コミで広がって行きました。



電解還元水は、水酸イオンが、多く含まれていますので、アルカリ性を示します。このことから電解還元水は、「アルカリイオン水」とか「アルカリ還元水」と呼ばれ、アルカリ性であることが、身体に良いことのように言われるようになりました。1990年代に入り、電解還元水の研究に本腰を入れ始めてから、ようやく、活性水素、水素の存在が騒がれ始め、一気に電解還元水の研究が加速し始めました。

現在では、電気分解によって生成される電解還元水に含まれる活性水素が、体内に発生する活性酸素を取り除き、酸化された体内物質を還元しているという研究報告が、多く発表されています。九州大学の白畑教授によって、電解還元水生成器の電極より放出される、白金ナノ粒子により、電気分解された水中にある、活性の弱い水素分子を活性の強い活性水素に変換する作用があることが証明されました。しかし、その証明方法が公開されていないため、なかなか日の目を見ることがない様です。

アルカリイオン水、アルカリ還元水、電解還元水は、水素水の1種です。その生成方法が、電気分解なので、電気分解型水素水に分類されます。水素水の種類については、「水素水の種類」の項で詳しく説明します。
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